ATTITUDE

心構えにつきまして

2024年 心構えにつきまして

皆様、あけましておめでとうございます。
本年も引き続きのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

残念ながら、本年は穏やかな正月ムードを楽しむ間もなく、元日から大きな災害に見舞われました。私が所属している静岡市消防団の消防出初式も緊急消防支援への出動が長期にわたる予想から早々と中止になりました。元日に起こったこの事は、南海トラフ巨大地震の切迫したリスクを改めて浮き彫りにしました。この機会に防災意識の高揚を図る必要があります。

さて、経済に関する話題ですが、元日に発表された県内100社の企業アンケートによると半年後の景気が「拡大傾向」と見る企業は4割台と、前回夏アンケートの6割台から大幅に減少しました。この減少は、世界経済の減速、原材料費の高止まり、個人消費の停滞に起因すると考えられます。一方で、カーボンニュートラルへの取り組みには9割以上の企業が積極的で、特に社内エネルギーの計測と可視化を重視しているとの事です。

この事から、多くの企業がデータ収集とその効率化を求めている事が伺えます。
私たち株式会社ダックスは、「現場密着」のシステム構築を20年にわたり追求、現場からのデータを多角的に収集し、多様なお客様へ提供してきました。これらのノウハウをさらに広め、効率化を推進する時が来ていると言えましょう。

今年、当社は創業20周年を迎えます。これまでの経験を基に、次の20年に向けてより価値あるシステムを構築し提供していきます。IT業界は日進月歩で、特にAIの活用が注目されています。私たちはこの流れに柔軟に対応し、革新的なソリューションを提供する所存です。

2024年も、株式会社ダックスへの変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年1月1日 株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也

2023年 心構えにつきまして

皆様、あけましておめでとうございます。
2023年となりました。
いまだ収まらない コロナ禍、戦争、原価高、激動する世界・経済情勢の中からスタートの一年となりました。

昨年のIT業界を、振り返ってみますと、

半導体をはじめ、長引く部材不足からの製造計画の見直し、大型の投資は控えられ、IT業界も見送りや停滞という言葉が目立ちました。
しかし、後半になれば、その中でも最低限必要な業務については投資や改修が行われてきたように思います。

世界に分散し、その力も弱くなってしまったように見えた日本の力も、再度国内を中心とし、復活の兆しを見せているように感じます。

私たちは、IT業界の中でも現場の効率化、作業支援、実績収集に強い企業と自負しています。
そんな日本の製造業を支えることを大きな一つのミッションとしています。

その中で私たちにできることは、なんでしょうか?

それは、今一度作業を見つめ、システム本来の力を考える事ではないでしょうか。
プログラムありきではなく、何をする事で役立てるのか、なぜシステムが必要なのか、原点に立ちもう一度考える事です。

プログラムありきで考えてしまえば、動かす事や作る事が先行し、おのずとそれを動かす機器が限られ、考え方が限定されてしまいます。

いま、データ収集はもちろん、AIによる予測、可視化など 技術は日進月歩で進み、そのシステムはあらゆる現場で求められています。

そこの縛りから脱却し、どの機器でも動かすシステムをプログラムする事が必要と考えます。

システムとは機能の連携であり、その枠組みをフレームととらえ、そのフレーム同士がつながることができればあらゆる現場で活躍できるシステムを作り上げられそうです。

結局はプログラムを作ることになるのですが、大切なのはその作り方。
そのフレームを意識し、そのフレームがつながり機能する「フレームワーク」を軸として考える一年で行きたいと思います。

探求と制作に取り組み、常に現場に対応できるシステムを提供できることをミッションとしなければなりません。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

令和5年1月1日 株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也

2022年 心構えにつきまして

皆様、あけましておめでとうございます。
2022年となりました。

コロナ禍で迎える新年も今回で2回目。昨年は、私たちの日常の生活だけでなく、必要物資の不足も散見し あたりまえのものがあたりまえでなくなる事が資材共有にも影響するようになりました。
しかしながら、幸いなことに後半にかけ日本経済は徐々に日常を取り戻してきているように感じます。

さあ、今年はどんな一年にしていきましょうか、様々な事に思いを巡らせます。

IT業界は日進月歩、いろいろ新しい技術を目にします。なかでも、私たちの自動認識という業界、この中で特筆すべきは 新たなAndroidOSを軸とした小型機の台頭ではないでしょうか?
いままではパソコンを中心にコントロールし、情報を収集、活用するこんな構成が当たり前でしたが、この小型機が浸透することにより盤石であった、パソコンとの構図が変わってくる事に目を向けなければなりません。
マスタや指示などのデータはクラウド経由で、小型機でクラウドデータを参照し各機器へ伝達、情報を収集、そしてそのデータを再びクラウドなどのサーバーへ。 そんなシステム構成も企業提案の一つになるのではないでしょうか。

小型パソコンといっても OSのサポート面から忌避された、Windowsベースで、ディスプレイ、本体、ドライバなど必要としたPCから、
「何処の場所でもつながる」ことを前提とし、携帯電話から進化してきたデバイスに 一部は大きく成り代わる事ができるようになるでしょう。

この構成が成り立つ場所であれば、『情報を機器に集約する事』、『情報を活用する事』にサーバー以外はこの機能に集約、二極化されてきます。

私たちの求められるシステムは 物理的にも、機能的にもシンプルさを求められます。機能も絞られ、開発やトラブルもより簡素化する。提供できる期間も短縮し、安定化させる。より多くの現場に役に立ち、フィットするシステムを提供する。
最適化【ミニマリズム】を意識し、トライ、チャレンジをしていくことが必要だと感じます。

令和4年 2022年 本年のテーマ

「-寅い(トライ)ミニマリズム- ~よりシンプルにつながりやすく~」

とさせて頂きます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

令和4年1月1日 株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也
*Android は Google LLC の商標です

2021年 心構えにつきまして

皆様、あけましておめでとうございます。
2021年となりました。

誰も予想できなかった大変な年が終わり、本年も困難な中でのスタートとなりました。

日常生活すら安心する事が出来ない毎日が続き、季節を感じる事もままならなくなり、それはまるで霞掛かったような日々です。
この日々が、これからどのようになっていくかは、誰も予想はできないでしょう。
私たちは、充分に留意し生活を送るほかありません。

状況が一変し疲弊した経済は、未だ大きな不安として私たちを覆っています。

しかしどうでしょう、その中でも顔をあげてみれば、不安の中からスタートしたリモート会議・在宅勤務などは、ニューノーマルとして定着してきました。
「リモート会議」という技術は「便利なもの」「必要なもの」として普及したことになります。

特需だけではなく、便利だから必要とされているものが必要とされる、良いものが売れるという至って当たり前の事が求められているのではないでしょうか。
逆を言えば、本当に役に立たなければ、淘汰されていくという事になります。
私たちの業務とするならば、何が大切かを、充分に検討し取り組むほかありません。

業務を見極め、「新製品」という枠組みだけではなく、既存製品を含め「必要とされるもの」を
提供することが求められ、「必要とされるもの」とは「新製品」だけでなく「システム」「サービス/サポート」「納品方法」「効果」などをすべて取り込んだサービスを検討する事です。
また、提供した後も、細かい気付きを盛り込み、より精度を高めていく事を私たち自身も
ニューノーマルとしてこのスタイルを定着させていかなければなりません。

そのような点から、今年のテーマ

「新章開始!」とさせて頂きます。

大切なものは 一人一人の細かい気付きを盛り込み、全員参加で繋げていくという事です。
新しい時代に沿った 新たなサービスづくりを検討していく事、新章を作り出すことに邁進したく思います。

皆様と共に、明るい一年にしたいと思います。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

令和3年1月1日 株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也

2020年 心構えにつきまして

あけましておめでとうございます。
2020年になりました。

2020年。
自分が小さい頃は遥か未来の年に感じていました。
銀色のタワーに小さめの窓。陸と空にはチューブ状の歩道と空飛ぶ車。
全自動の照明とタワーの上には宇宙旅行に向かう宇宙船・・・。

今はどうでしょう?
そんな未来が少しだけ見え始めているでしょうか?
チューブの歩道や宇宙船はまだ先ですが、センシング/自動運転、ロボットとの共存、
そんな未来の物が現実になり始めてきているのではと感じます。

今、私たちの業界で周りを見渡せば、IoT・ICT、AI、RFIDの時代となっています。
新しい技術を使用した具体例や成功例、そんな話が多く聞こえてくるようになり、 未来と思われた技術はいよいよ私たちの足元まで歩み寄ってきていると感じます。

こと弊社としては、お客様に求められているものとは何かを追求し続けており、 昨年は一つの区切りとして品質を昇華させることができました。
本年はその結果を従来製品の大幅な進化として確立し、皆様にお届けする事を一つのミッションとしております。

そして、新しい技術について。
先に申し上げました、そこまで来ている新しい技術。
この技術を自分たちの力とし、お客様のニーズに合わせ提供する事。
この事も弊社に課せられたもう一つのミッションと感じております。

さて、今年のテーマに参りましょう。

優勝劣敗-確かな技術をけん引する適任者へ-

これを2020年弊社のテーマにいたしました。

東京オリンピックイヤーである本年、優れた者が勝ち、劣るものが敗れる。
スポーツの世界では一概に力の優れたものが勝つとは限りませんが、勝敗がつく勝負の世界です。
ビジネスの世界では、優れたものが勝ち残り、劣るものが淘汰されます。

『自分たちの勝ち点を重ね、強くなる』ことを意識した一年にしたいと思います。

今や新しい技術はあらゆる場所で求められています。

様々な技術が目まぐるしい進化を遂げていますが、2点トピックを上げさせて頂きます。

1点目は、農業分野での活躍であると思います。
温度・湿度・気温などのデータ収集から気象データとの組み合わせ、作物の育成状況の画像保存など、 これから大いに融合が進み、地場の作物へのブランド化と期待度が相まって、より実用的なものになると感じます。

2点目は、活躍する技術というよりも、必要だと感じた事になりますが、
昨年、各地で甚大な被害が発生した広域災害へのIT化です。
各県での地域防災は成り立っていたものの、異なる県となる河川の遥か上流の山間部で起きた大雨が、 そこまで大雨の降っていない箇所での被害につながると誰が予測できたでしょうか?

複数県にまたがる災害の予兆検知のためのデータ集中、そして被害予測に戻づく地域への警報の発令まで、 経験や勘などの力では限界が来ているのだと感じます。
瞬間的なデータ収集と解析などは、AIが最も得とする分野であり、その対応が急がれる事であると感じます。

これらの技術は、求められ進化を続け、より現実で実用的なのものになるでしょう。

新しい技術が確立し、よりIT技術で出来ることは増すばかりです。

その中で、弊社が勝ち点を重ねるポイントはどこでしょうか?
新しい技術を追いかけるには、弊社の現在の規模では研究事項が多く、たちまちに立ち行かなくなります。

では、弊社が「優れる」ことは何でしょうか?
広く技術を知り、多種多様で便利なIT技術をお客様の現場と結びつけ、システムとして提案する事。
そしてシステムをソフト/ハードとして包括し提供し続ける事。これに限ります。

先に述べた2点の事例について、両方とも設置される機器は、屋外です。
いざ運用が始まれば、制御機器やセンサーは壊れることが多くなり、設置個所も多いことから
システム更新や設備交換などが頻発します。

システムはソフト/ハードが両立しなければ成り立ちません。
双方を包括したサービスを提供し続ける事が求められます。

何年後に訪れるメンテナンスを約束し、その製品やサービスに責任を持ちたいと思います。
必要なものはシステムを継続させる力です。

なぜ弊社が存続できているのか?
何を求められているのか?

常に考え、進化する。

皆様の期待にお応えできるよう、邁進したく思います。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

-survival of the fittest-

令和2年1月1日 株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也

2019年 心構えにつきまして

あけましておめでとうございます。
昨年は、弊社もIT業界の傾向として漏れず 大変忙しい年となりました。
現在は縮小傾向にあるものの、一部のお客様に開発待ちの期間を頂くなど ご迷惑をお掛けしました。

各方面からのIT投資が続き、継続し本年も忙しい年となると感じます。

さて、この景気上昇はどこからきて、どこに向かっているのか?
減速させる不安材料も多くありますが、 IoT、AI、スマートファクトリーをキーワードとした、いわゆる第4次生産革命については、より具体的なシステムとして 構築され始めて参りました。
もはやIT業界は日進月歩ではなく”秒進分歩”なのではないでしょうか?

また、本年は 年号切替・消費税10%対応・軽減税率対応など 既存システムの改修も多く求められる年となります。
幸いなことに、関係ユーザー様の多いことから 助成金対象としての事前対応で完成しておりますが、 このノウハウを他システムへ水平展開を行い効率的に対応を進めて行かなければならない事は、至極当然の事であります。

上記2点をテーマに考えただけでも、目の回る忙しさが見えて参ります。

現場密着をモットーとする弊社としては いわゆるシステム開発だけでなく、周辺装置のデータ接続、機器間通信、 ラベルや銘板などの業務周辺サプライの選定・提案に至るまでを技術ノウハウとし、ご提供するサービスを行っております。

これらの機器を連携する技術が確立してくると同時に、 弊社内もより一丸となり、開発人員、接続確認、機材手配をより強固に連携し 一つのサービスとして提供できるようにならなければなりません。
昨今は、このニーズに応える技術力の必要性を強く感じます。

ITの新しい時代が、はじまろうとしています。 業務改善というレベルではなく、弊社のサービスそのものを進化させる必要性があります。 従来の枠に囚われず、よりシンプルにより効率的に、何が必要なのか見極め、そのものを提供する業務とします。
一人一人の進化させる想いにより進化しはじめる技術とノウハウ、そのマテリアルを組織としてより強固なものとし増幅させ、 強固な進化につなげる。そんな「想い」です。
勇気を持ち、失敗を恐れず、進化への取り組みを全社員と共に行います。

本年のテーマは
「進化改革」ー進化させる想いと、進化する技術と組織ー
とし、邁進して参ります。

本年も何卒 株式会社ダックスを宜しくお願いいたします。

平成31年1月1日 株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也

2018年 心構えにつきまして

あけましておめでとうございます。
株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也です。
無事に2018年を迎える事が出来ました。

前日の雨が心配でしたが、今年も大変美しい初日の出を拝む事が出来ました。

さて、2018年はじまりました。

2017年後半から弊社受注状況も製造業の勢いが現れ 大きなうねりを感じます。
このまま「ものづくり日本」の元気を取り戻す事が出来ればうれしい限りです。
オリンピックも2年後に控えているので、このまま景気回復、国力回復に繋がってくれる事を願います。

今年の心構えテーマは 「鍛錬-磨く心・技・絆-」です。

幸いな事に 弊社は昨年の受注金額は過去最高を更新し、売り上げもこのままいけば過去最高となる見通しです。
非常に嬉しい限りですが、蓋を開けてみれば、がむしゃらに頑張ってくれている社内には多くのほころびが目立つようになりました。
バグはないものの仕様変更に対応しきれていない...というよりも伝達ができていない。
これは営業とお客様、営業と開発、開発と開発それぞれに満遍なく起こってしまいました。
多くの案件を対応しているため、開発当時の仕様が残せていない。
納期に追われチーム間で、技術共有を進める事が出来ない。
など疲弊が目立ちます。

今現在の弊社は、お客様に「納品する事」に必死になるばかり、課題山積のまま、日々の仕事をこなしている、
余裕がない毎日になっているような気がします。

余裕がなくなれば、ダックスの原点である 【創造力】は鈍り、ダックスらしい製品を送り出すことはできなくなるでしょう。

今年は、忙しい毎日ではあるものの 次の未来を見据え 基礎体力を鍛える、というよりも
基礎体力の鍛え方を学び、これから10年先も耐えられるような基礎体力、、会社ですから
基礎のフレームといったほうが良いでしょうか、、
基礎フレームをしっかりと考える年、鍛える年にしたいと思います。

心。 余裕がなくては創造力は生まれません。ゆとりの時間を持てるようにしましょう。
   逆境であっても、乗り越える力を身につけましょう。
   人であり、チームであることを大切に考えます。

技。 経験も必要ですが、なによりもベースとなるしっかりとした基本、お手本作り。
   それを基盤とした確固たる技術が必要です。
   自分達の仕事を次の人に残すスタイルを作り上げましょう。
   習う側も不明点改善点を伝えることが役割なのです。

絆。会社は組織で一人ではありません。できないと悩むのは一人で考えているから。
   チーム内の課題にステージアップさせましょう。
   そしてチームでは課題に真摯に取り組み、共有する事です。
   そしてチーム内全員が納得できて前に進めます。

では磨くためにどうするか。
新しい取り組みとして まずは3つの改革に取り組みましょう。

・ノー残業デー
  メリハリをつけ、余裕を持ったライフサイクルを作る
・20%ルール
  メイン業務以外、自分の取り組みたい業務を取り組む
・日報の廃止
  業務終了時に作成する日報は不要。
  進捗管理として業務と並行し作業内容と課題を管理する
 ※準備出来次第、適用を開始していきます。

この改革は鍛錬を意識することにより、業務への取り組み方の改革を行う目的です。
そしてこの改革から少しずつ作り出されるものは新たな世代の為の基礎フレームとなります。

ダックスの原点である【創造力】を鍛錬し、この先 10年に備える基盤づくりの年にする。
心・技・絆を成長させる。
そんな年にしたいと感じます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也 2018年1月4日

2017年 心構えにつきまして

新年あけましておめでとうございます。
株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也です。

今年は大変美しい初日の出を拝むことができ、
メンタル面でも気持ちのいいスタートを切ることができました。
(この画像は2017年元日 地元駒越海岸からの初日の出です)

さて、2017年はじまりました。
この一年、ダックスの心構えをお伝えしたいと思います。

-飛翔-  従来の基盤と枯れた技術との水平思考

ITの動向で見てまいりますと、
IoT(Internet of Things)を聞かない日はないといっても過言ではないでしょう。
この一年は、このIoT技術の更なる発展、展開が進み、
データの見える化がより一層進むであろうと思います。

ソフト面/ハード面としても大きな変化が起こるところではあると思いますが、
トータル的なインフラ面としても劇的な進化がみられるのではと感じます。

いくつかある中で大きな流れを感じるトピックとしては、
MVNO[(Mobile Virtual Network Operator)]やLPWA[(Low Power, Wide Area]の登場で
用途に合った回線や低価格回線が利用できることで、劇的にIT機器の活躍分野が拡がります。

何十年かIT業界に身を置いていますが、
今ほど、多くの業界動向を勉強しなければならないと肌で感じる
事はなかったと思います。
そして勉強だけでなく、日々技術研究をしなければ生き残れないと考えます。

パソコンを中心としたシステムの考え方だけでは、とっくにこの業界では
ついていけなくなっているのではないでしょうか。

今後はマイコンなどを活用した 小型システムの活躍が期待されるでしょう。
数年前、iPhoneが登場したときの大革命が、また近い将来に起こると考えられます。

長年、生産現場で君臨してきたハンディターミナルも、
もしかするとそれに代わる新しいものが出始める頃なのではとそんな予感すらします。
まさに今は、「IoT創世記」そんなときではないでしょうか。

横井軍平さんの「枯れた技術の水平思考」という哲学があります。
「最先端の技術ではなく、その技術が枯れたら(落ち着いたら)その技術の
利用方法を考える」こういった考え方です。

先に述べた、「iPhoneのような新しいものが出始める頃」について、
私たちダックスが考えなければならない視点は、新しい何かをどこかの
メーカーから発売される事を待つのでなく、必要とされていることを感じ、
私たちの自身が発信し、技術を融合する、水平思考するという視点です。
この視点をもち、自らが作り出さなければならないというミッションも意識していきたいと思います。

他人任せではなく、自分たちが作り上げ、提案することができる絶好の機会です。
ベンチャー企業としてはじまったダックスとして、アイデアを生かす最大のチャンスの
年なのではないかと感じます。

従来の当社既存製品の基盤、これも一つの技術として水平思考し、
別のものと合わせることで新しいものに再構築する。
いま必要なのはこの力です。

再構築できる人は 自分で勇気を持ち壊す事ができ、再設計、
再び作り上げることができる人です。

そのようなマインドを持ち、本年はより一層の自身のアンテナを高くはり、
ダックス飛翔の年としたく思います。

「飛翔」。卒業アルバムのようなタイトルですが、大真面目におもしろく沢山の事を取り組んでいきたいと思います。 本年も何卒宜しくお願い致します。

株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也 2017年1月4日

2016年 心構えにつきまして

2016年 あけましておめでとうございます。
取引先の皆さまのご支援をいただきまして、 今年も無事に新年を迎えることができました。

誠にありがとうございました。
本年もよろしくお願い致します。

株式会社ダックスは今年で12年目、人員も24名で迎える新年となりました。
今年も更なる飛躍を誓って、皆様のご期待にお応えしたく思います。

さて、時代はIoT/Industrial4.0と大きな潮流見せ、様々な規格や機器の登場してくる毎日です。
我々の活躍するフィールドIT業界にも柔軟な対応力が求められて来ていると感じます。

昨年当社は ソフトウェアだけでなくハードウェアの開発に取り組み販売を開始致しました。
これは当社としてソフトウェア会社からの脱皮を意味し、より現場密着の姿勢を表したものになります。

今年も柔軟なアイデアを存分に出し、ダックスとして腕を振るい皆様の役に立つものを世に送り出していきたいと思います。

以下 本年の心構えになります。お時間あればご一読下さい。

本年もよろしくお願い致します。

株式会社ダックス 代表取締役 今井哲也 2016年1月4日

2015年 心構えにつきまして

2015年新年を迎えました。

今年は標語だけでなく、心構えも作成してみました。

11年目に向かうダックスは製品開発範囲の拡充や改修、
それに伴う人員の増加で成長期を迎えております。

大変喜ばしい反面、バランスも失いやすい状況になっているとも捉えなければなりません。


心構えについては 大それた事は書いていません。

できることから一歩つづ、社員一丸となって取り組んで行きたいと思います。


本年も相変わらずご愛顧の程お願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

2015年1月5日 株式会社ダックス 今井哲也